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今春に最後の航海を終えた 南極観測船 「しらせ」(1万1600トン)の
解体 が、24日に開かれた南極地域観測統合推進本部の連絡会で決まった。
しらせ 保存活用を目指していたが、改修や維持などに億単位の経費が見込まれ、引き取り手が見つからなかった。 南極観測船 の 解体 処分 は、3代目の「しらせ」が初めて。

最後の航海を終えた南極観測船「しらせ」=4月12日、東京・晴海(写真:asahi.com)
「しらせ」の保存をめぐっては、南極探検家・白瀬矗(のぶ)の出身地・秋田県金浦町(現・にかほ市)や、犬ぞりの訓練地だった北海道稚内市が払い下げをめざした。だが、資金面のめどが立たず断念。その後、民間に広げて保存活用先を公募したが、収支計画や係留の安全性に懸念があるとして、同本部の「後利用に関する検討委員会」が、保存活用は不可能との結論を出していた。
初代「宗谷」(3853トン)は東京都品川区にある「船の科学館」で、2代目「ふじ」(5250トン)は名古屋海洋博物館でそれぞれ保存展示されている。だが、維持や修理などで年平均約1億円かかる。「しらせ」はさらに多額の経費が必要と見積もられていた。
解体は12月以降の予定。コンパスやスクリューなど船体の一部は、長崎県の海上自衛隊佐世保史料館のほか、来春に東京都立川市へ移転する国立極地研究所に保存することを検討している。
(asahi.comより)
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